絵の講座ー4:同じ景色を描く、その3・湯河原
昔、偉い先生が言っていました。「同じところを何回も描くことによって、いろんな勉強ができるよ!」と。ここでは、私が描いた同じ景色の事例から、絵のポイント・テクニックなどについて解説してみます。
湯河原は、神奈川県内で比較的近く、フラッと出かけることが多い温泉町です。余り観光化されていないせいか観光客も少なく、落ち着きますね。
さて、絵の方ですが、3年の開きがあります。2016年のはしっかりと描こうという気持ちが先に立っているような気がします。
昔、絵の先生に言われました「君のは看板絵だね~ここに何があって、それにこれもあれもと説明書き的な絵だ~」と。確かにそんな絵の一つかも! どんな雰囲気なのかを見る人に、伝えなければいけないのかもね!
2019年のは、雰囲気を描こうという気持ちで、あまり気を張らずに描いてみました。水彩画の水テクニックも変化してきているので少し硬さも取れて来ているように感じます。
更に参考の絵を見ながら、水面の工夫もしてみました。
説明書き的な、看板絵から少しずつですが脱却しつつありま~す。かな!
いやいやまだまだ、それぞれの建物が、ひとつずつ前面にでたがっているようにも見えますね。
建物も景色にもっと溶け込まなければいけないのか~とか、
考えすぎかな。